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健康診断で異常を指摘された方へ

健康診断の結果を正しく理解しましょう

健康診断や人間ドックは、病気の早期発見だけでなく、将来の病気を予防することにも大きく役立ちます。検査結果を正しく理解することが、将来の健康を守るための第一歩となります。

「たいしたことはないだろう」と放置していると、数年後に日常生活を制限されるような事態を招くかもしれません。特に生活習慣病は、「まだ大丈夫」な時期に専門医の意見を聞いておくことが、将来のリスク軽減に直結します。

検査結果の判定について
● 異常なし

正常範囲です。現在の生活習慣を維持しましょう。

● 要経過観察・再検査

緊急ではありませんが、正常範囲外です。生活習慣の改善で数値を戻すアドバイスを個別に行っております。

● 要精密検査

病気の有無を特定する必要があります。「異常なし」と分かることも多いので、怖がらずに必ず受診してください。

● 要治療

すぐに治療が必要な状態です。速やかに専門医を受診してください。

主な検査項目の解説

生活習慣病は自覚症状がないまま進行します。複数が合併するとリスクが跳ね上がるため、個々の数値が「少し高い」程度でも注意が必要です。

■ メタボリックシンドローム

内臓脂肪蓄積に加え、血圧・血糖・脂質の複数が合併した状態です。動脈硬化が進行しやすく、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが大幅に上昇します。

■ 血圧

血管への負担が続き、動脈硬化を招きます。自宅での血圧メモを持参いただくと、より正確な診断が可能です。

■ コレステロール・中性脂肪(脂質異常症)

LDL(悪玉)や中性脂肪の過多、HDL(善玉)の不足を指します。数値のバランスが崩れると血管が詰まる原因になります。

■ 血糖値(糖尿病)

失明や透析、壊死などの深刻な合併症を招く恐れがあります。早めのコントロールが生活の質(QOL)を守ります。

■ 尿酸値

痛風だけでなく、腎臓への負担も大きいです。アルコール全般や食事、水分補給など多方面からのケアが必要です。

■ 尿検査

糖やタンパク、血尿を調べます。腎機能障害や結石、腫瘍などのサインを無症状のうちに見つけ出す重要な検査です。

■ 肝機能

肥満やアルコール、ウイルスなど原因は様々です。進行すると食道静脈瘤など命に関わる状態になるため、精査が不可欠です。

■ 心電図

不整脈や虚血性心疾患を調べます。特に息切れや胸の痛みがある場合は、迅速な受診をお勧めします。

■ 貧血

鉄分不足以外に、消化管からの出血(がん等)が原因の場合があります。内視鏡検査による確認が必要なケースも多いです。

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