呼吸器内科
呼吸器内科のご案内
⚠️ 受診前にお読みください
咳の症状がある方でも、以下に該当する場合は院内感染防止のため
通常外来ではなく「発熱外来(リモート診察・隔離診察)」での対応となります。
- 咳が続いていても、その期間が1週間以内の方
- 咳以外に、咽頭痛(のどの痛み)・発熱などの風邪症状がある方
※上記に該当する方は、必ずLINEにて「発熱外来」の予約をお願いいたします。
呼吸器内科では、肺や気道に関する疾患を扱います
咳や痰などの症状について、診断を行って適切な治療を行います。「単なる風邪だと思っていたら、実は喘息だった」というケースも見受けられます。咳が長く続いているだけ、という軽い認識で、その背景にある肺癌・慢性気管支炎・肺気腫といった重大な疾患が進行している場合もあります。特に咳がなかなか治まらない、「ゼーゼー」という呼吸をする、少し歩いただけで苦しい、胸のあたりが痛いなどの症状がある方は、気管支や肺などに異常がある可能性があります。また、タバコを吸われる方は、呼吸器疾患のリスクが高くなります。
次のような症状がある方は受診してください
- ■咳が止まらない、長引く
- ■痰が絡む、切れない
- ■息切れしやすい
- ■風邪をひきやすい、治りづらい
- ■咳で目覚める、眠れない
- ■ぜーぜー、ヒューヒューなどの呼吸音
- ■喘息と言われたことがある・身内にいる
- ■アレルギー体質・花粉症である
- ■喫煙者である、過去に吸っていた
急性咳嗽(3週間未満)
急性咳嗽とは、咳の症状が3週間未満の場合を指します。風邪やインフルエンザなどの感染症が原因であることが多く、自然に治ることがほとんどです。風邪症状として、発熱、喉の痛み、鼻水などを伴うことがあります。細菌感染の場合は、黄色や緑色の痰、高熱、息苦しさなどを伴うことがあります。
感染後咳嗽(3〜8週間)
風邪などのあとに続く3週間以上つづくが、自然に治る咳のことをいいます。風邪などのあと、咳を起こす神経が活性化しているために起き、3、4週間続く咳や、4週間以上続く咳で、原因となるほかの病気がないことと、自然に治っていることが特徴です。そのため医療機関を受診してほかの病気がないことを確かめる必要があります。
長引く咳(8週間以上)
8週間以上せきが続く場合は、ぜん息などほかの病気が隠れているおそれがあります。8週間以上続く場合は「慢性のせき」とされ、感染症以外の病気が原因であることがほとんどです。
■ 気管支喘息
アレルギーやウイルス感染などにより、気道が炎症を起こして狭くなる疾患です。発作的に気道が狭くなり、呼吸困難、咳や喘鳴(呼吸でゼーゼー、ヒューヒュー音がする)などの症状が出ます。胸部レントゲン、肺機能検査、採血などで診断し、主に吸入薬を使うことにより、喘息がない人と同様の日常生活を送ることを目指します。
■ COPD(慢性閉塞性肺疾患)
タバコの煙などの有害物質を長年吸い込むことによって、気管支や肺に障害が起こる疾患です。風邪はひいていないのに咳や痰がつづく、階段をのぼる時に息切れがするなどの症状からはじまります。治療せずにそのままにすると、息切れの症状がひどくなっていきます。現在タバコを吸われている方は、卒煙を目指し、吸入薬で病気の進行にブレーキをかけます。
■ 心臓疾患(心臓ぜん息)
心臓の病気(虚血性心疾患、心臓弁膜症、心筋症など)によって、発作性の呼吸困難が起こることがあり、「心臓ぜん息」とも呼ばれます。とくに60歳以上の患者さんに多いとされ、体を動かしすぎた日の夜に急に息苦しさが増したり、カゼなどの気道感染症、寒さなどで症状が出やすくなります。
■ 胃食道逆流症(GERD:ガード)
主に胃酸が食道へ逆流し、胸やけや呑酸(酸っぱい液体が上がる感じ)のほか、のどの違和感や慢性的な咳が持続することがあります。胃酸の逆流は食後2~3時間までに起こることが多いため、食後にこれらの症状を感じたときは、この疾患の可能性を考える必要があります。
■ アトピー咳嗽(がいそう)
痰のない乾いた咳が長く続き、アレルギー体質の人に起こります。呼吸困難発作が無い点が喘息と異なります。のどのイガイガ感があり、エアコン、タバコの煙、会話、運動などで咳が誘発されます。就寝時から早朝にかけて症状が現れることが多いのが特徴です。
問診で医師に伝えたいポイント
- 症状の種類(せき、たん、息切れ、ゼーゼー音、発作など)
- いつから(○週間、○日前から)
- 頻度やタイミング(週に○回、寝ている時、運動時など)
- 程度(横になれない、喋れないほど等)
- 繰り返しの有無
- いま治療中の病気、疑う症状
- 現在使用している薬(ぜん息薬以外も)
- 自分・家族の喫煙歴
- ペットの飼育状況 など
長引くせき 診断の流れ
肺炎
細菌やウイルスが肺に侵入して炎症を起こす病気です。免疫力が落ちている時に起こりやすく、健康な人でも風邪をきっかけに発症することがあります。
気胸
肺に穴が空き、空気が漏れて肺がしぼむ病気です。胸痛、咳、息切れが生じます。若くて背の高い痩せた男性や、60歳過ぎの肺気腫がある方に多く見られます。
SAS(睡眠時無呼吸症候群)
メタボリックシンドロームなどが原因で睡眠時に呼吸が止まる疾患です。いびき、日中の眠気、起床時の頭痛、夜間頻尿などの症状が出ることがあります。
当院ではご自宅での簡易型検査、および精密検査(PSG)に対応しています。重症の場合はCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸)装置による治療を行い、月に一回の定期通院で継続的に評価・治療を行います。軽症の場合はマウスピースによる治療も選択肢となります。

